トロトロ黄身の燻製たまご
この度は、『トロトロ黄身の燻製たまご』をご紹介します。
我が家の家族の間でも、なかなかの人気商品で、作るのも、他の燻製に比べると非常に簡単のため、燻製初挑戦の方には、とてもお勧めです
作り方
トロトロ黄身のゆで卵の作り方
まずは、黄身がトロトロになるように、ゆでたまごを作ります。
黄身がとろとろの卵の作り方は、COOKPAD等でもたくさん紹介されていますが、以下は私なりにいろいろ試した結果、失敗の少ない方法をご紹介いたします。
① まずは、冷蔵庫から出したたまごに、押しピンで穴を開けます。
とがっていない方、丸みをおびた方に穴を開けます。
まっすぐ押して穴を開けようとすると、殻が割れそうで怖いですが、ぐりぐりねじこむ様にすると、比較的かんたんに穴が開きます。
② 茹でる (沸騰した鍋にたまごを入れて、7分)
茹で方にも、いろいろみなさんやり方をお持ちでしょうが、おおかたのやり方は、水の状態からたまごを入れ、火にかける方法が多いようです。(上の画像のように)
しかし、沸騰してから何分、となると、鍋の大きさや、水の量などで、茹で時間はかなりばらつきがあるのではないでしょうか?
そこで、沸騰した鍋にたまごを入れて、そのまま吹きこぼれない程度の火加減をキープすれば、鍋の大きさやたまごの個数に関係なく、均等に加熱できるのではないか?と考えました。
当然、殻が割れるのでは?と予想しましたが、意外と割れません。
一度お試しください。
ただ、沸騰した鍋にたまごを入れる時は、湯気に充分気をつけて下さいね。
取っ手付きのザルが、多くのたまごを入れる時、便利です。
③ キンキンの氷水で冷やす
ここが、一番のポイントかもしれません。
茹でた後のたまごは、結構熱くて、そのままでは、余熱でどんどん固まっていきます。
そうすると、黄身が固まって、トロトロになりませんので、冷水で冷やします。
たまごを茹でる前に、ボールに氷と水を入れて、冷水を用意します。
この時、氷は多めに入れます。
茹で上がったたまごの熱で、冷水の温度が、すぐ上がってしまうからです。
たまごが完全に冷めると、殻が綺麗にむけます。
上の画像は、茹で時間が6分のものです。
6分では、白身が柔らかすぎて、割れてしまいます。
やはり、7分がオススメです。
しかし、少々割れようが、黄身が露出しようが、強引に燻製にします(笑)。
④ 味付けをする
だし汁に漬け込んで味をつけます。
だし汁(卵10個)
麺つゆ(濃縮タイプ)150cc
かき醤油20cc(無ければ普通の醤油)
水130cc
七味唐辛子(お好みで、適量)
に24時間程くらい冷蔵庫の中で漬け込みます。
この、七味唐辛子が、燻製にした時、唐辛子としての辛さは、全く無く、香りがほのかに残ります。
燻製のスモーキーな感じに、ほんのりと和のアクセントが効いて、気に入っています。
⑤ 乾燥させる
だし汁から出したら、軽くキッチンペーパーで表面を拭き、干し網で、乾燥させます。
時間は3時間から半日程でしょうか。はじめは、たまごが汗をかいたように、水分が出てきます。
たまごの表面から水分がなくなれば、いよいよ、燻煙にかけます。
⑥ 燻煙にかけます
たまごの中の黄身をトロトロに保つには、あまり熱を加えたくないので、スモークウッドがオススメです。
スモーク用の木材を粉状にして、ブロック状に固めたものです。
サクラやヒッコリーなど、アウトドア用品店やホームセンターで手に入ります。
火をつけて、あとは、放っておくだけなので、非常に手軽です。
スモークチップは、火を使うので、火加減の調節や、チップの継ぎ足しなどで、ずっと側にいなければなりませんが、スモークウッドの場合、時々、ウッドの火が消えていないか確かめるだけなので、他のこともやりながら燻製が出来るので、重宝します。
ブロック一個で約90分、煙が出ます。
燻煙にかける時間は、ブロック一個分で充分ですが、私は、燻煙がしっかりかかった燻製が好きなので、ブロック2個分、約三時間くらいかけます。
燻製が終われば、冷蔵庫で1日おきます。
燻煙してすぐのものも、風味が効いて、美味しいですが、やはり、1日置いた方が、味にまとまりが出るようです。
⑦ 完成です
良い具合に黄身は半熟、白身からは水分が抜け、歯応えが楽しめる、『トロトロ黄身の燻製たまご』の完成です〜!
作る手軽さと美味しさは燻製の中でも、一番ではないでしょうか。
はじめて燻製にチャレンジしてみたい!という方には、本当にオススメです!
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