【ジムニー 塗装】『ジムニーJA11V H6年式』をDIY塗装!

ジムニーJIMNY JA11V改 

XX MOTORS

車、バイクを遊びつくす事を目指したチャンネルです。

【ジムニー 塗装】『ジムニーJA11V H6年式』をDIY塗装!

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※Afterの画像が雨天なので比較しずらく申し訳ありません。また晴れた日に取り直し次第、再アップします。

【塗装が気になるジムニー】いませんか?クリア層の劣化が進み、ボンネットやルーフ部分が白く劣化している個体。
サビまで発展し、ボディーの形が崩れてきている個体。

なんとかしたい!

そんな方は是非一度、自分で塗装してみませんか?

やり方にもよりますが、板金修理の専門の会社に発注すれば、20~50万円かかるところを、2~3万円できれいにできます!

また、自分で塗装することで、ジムニーにさらに愛着がわくこと間違いなし!(笑)

ジムニーJA11V

生産は1990年から1995年の5年間。
意外と短いようですが、そのあとのJA12・JA22型は1995年から1998年と3年間。
その後のJB23型が1998年から2018年と超ロングランでした。

話はそれましたが、JA11型。
一番新しくても、1995年、今から(2020年から)25年は経過しています。
そうなると当然、新車からの塗装は、劣化が進みます。

そこで考えるのが、全塗装!

専門業者さんに発注すれば、新車の輝きを取り戻せることは間違いない。

しかし、車の全塗装となると、程度にもよりますが、2~30万円
はたまた、4~50万円!!

ソコデ!
StayHOMEの今、ご自身で塗装してみてはいかがでしょうか?!

『そんな塗装とか無理!』
『やったことないしわかんない』

という方がほとんどだと思います。

私も、一般的な会社員。

塗装のプロではありません。

しかし、ジムニーへの愛情と少しのおおらかさ)があれば、自分での塗装も可能です。

この記事を参考にしていただければ、

『車の全塗装となると、程度にもよりますが、2~30万円。
はたまた、4~50万円!!』

という現実から、
たった2~3万円である程度キレイに仕上げることが可能です!

その気になれば、全塗装で色替えも!?

用意するもの(必要経費)

ボディ用缶スプレー X 6本

プラサフスプレー  X 2本

シリコンリムーバー X 2本

パテ 

サンドペーパー

サビ変換剤

その他 マスキングテープ、保護用のビニールカバー

等で

約25,000円!

私の場合はこれで、ジムニーの『ボンネット』『ルーフ』『右フェンダーのへこみ』を修理しました。

もちろん、修理箇所の大きさにより、必要経費は前後します。

作業工程の確認

1・クリア剥がし(ある程度古いパテも剥ぎ取り)
2・サビを止める薬剤を塗布して錆止めをしてから、
3・新しくパテを盛り
4・その上に塗装する

と言う作業工程になるかと思います。

まずは現状の確認をしていきます。

現状確認

ジムニーがうちに来てから15年ほど。

わかってはいましたが内外装の劣化がだんだんと顕著になってきました。

外装に関しては、釣りや林道に行っていた時(最近はあまり行けていませんが)には、
木の枝やボートの積み下ろしなどでどうしても傷がついてしまうのでさほど気にはなりませんでしたが、
最近の街乗りがメインになってくると、さすがにサビが気になってくるし乗るたびにひどくなっていきます。

両側ミラーのステーも塗装色あせサビが出てきています。

ジムニー外装修理の着手を思いたちまして、早速、作業に入っていきます。

まずは、現状確認。

ボンネット

約10年前位に自家塗装したボンネットの塗装割れ色あせ

損傷の1番ひどいボンネットの付け根。

ダメージの1番ひどいところは運転席前のボンネットの付け根。
ここはもともとの前の持ち主が板金したところらしくパテが剥がれて中から鉄板が出てきてそこが錆びています。

ここは前回所有者がいちど板金してパテを盛っているところが剥がれて、
その下の金属が出てきてサビが回っています

エアスクープに関しては、塗装すらしていない状態。。。

ルーフ(天井)

ルーフに関してもボンネットを塗装した10数年前に一緒に塗装しましたが、
もはや跡形もなく塗装がはげてしまっています

修理前、全体的にもう限界!

D席側

前半分と後ろ半分で劣化具合が違うのは、確か、10年前くらいに、半分だけ横着して塗装したからかと、、、

よくこの状態で表を出歩けたものです。

ルーフキャリア付けて、リョービのボートエース積んで荷締め器で縛ったりしたら、屋根も凹みます。
ここもせっかくの機会なのでパテ埋め!

P席側

とにかく、まずは劣化クリア剥がしの作業です。

右フェンダー

おまけで右フェンダー

我が家に来る前から凹んだまま。
十数年間このままでしたが、この機会についでに修理!

作業内容

クリア剥がし

180番

320番

600番

1000番

2000番

ここまでやれば大丈夫かと思います。
凹み部分もあらわに!

フロントから。
劣化クリアがなくなり、所々グレーのサーフェイサーが見えています。

基本的に、色変えをしない場合、または、同系色に塗装する場合純正色をすべて剥がす必要はありません。
以前、CBR1100XX(スーパーブラックバード)を全塗装作業した時、塗装全てを剥がしましたが、今回は同じ色ですし、この上から塗装しようと思います。

シリコンリムーバーでしっかり脱脂

少ない経験上ですが、板金塗装は色のスプレーより、下地の整え方、その後の脱脂何よりも大切です。

パテが荒れていると、いくら色のスプレーで厚塗りしても荒れた部分はそのまま仕上がりに出てきます。

ペーパー目が出ていると、いくら塗装しても、そのペーパー目が仕上がりにも出てきます。

また、脱脂が不十分だと、スプレーしても油分で塗料を弾いてしまい、仕上がりがぼこぼこに!

次は、ジムニーJA11V外装修理、屋根、フェンダー 【サビ止め〜パテ埋め】へ

屋根、フェンダー 【サビ止め〜パテ埋め】

前回作業から、脱脂も終わって、早速塗装作業に入りたいところですが、

右Aピラー上部に腐食あり。

赤く錆が浮き出ています

※塗装の下に潜り込んでいるサビの侵攻もある場合、マイナスドライバー等で、浮いた塗装を剥がしてあげてください。

そうしないとせっかくきれいに塗装しても、いずれ下に隠れた赤錆が進行し、上野塗装を剥がしてしまいます。

そこで登場するのが、ホルツ サビチェンジャー!

ホルツ サビチェンジャーを適量、同梱の筆で赤錆に塗布。

乾いていくと同時に赤サビを黒サビにチェンジしてくれます。

こうなると、その上から塗装等しても、サビが進行しなくなるとのこと。

D席側屋根の凹み

元々はこんな感じの凹み。
     ↓

耐水ペーパーで研磨後、凹みがあらわに。
     ↓

塗装したい気持ちを抑え、
     ↓

いつものホルツ、熱盛!厚盛りパテで大まかにカバー。
     ↓

ざっくり盛り、
     ↓

研磨を繰り返し。
     ↓

なんとなく整ってきます。
     ↓

研磨〜盛りを数回繰り返し、
この辺りで、完了とします。

右フェンダー凹み

こちらは、特に修理する気は無かったのですが、
なんとなく目について、せっかくだから、とついでに手を出してしまいました。
     ↓

作業は同じく、厚盛り〜研磨を繰り返して、
     ↓

     ↓   

     ↓

     ↓

凹んでいた、角が、キレイに復活!

右ルーフ 小凹み

小さな凹み(2cm大)
     ↓

     ↓

     ↓

     ↓

これでへこみ部分のパテ埋めは完了!

次は、下地処理〜塗装作業です!

プラサフ(サーフェイサー)

前回までで、【クリア剥がし】【サビどめ〜パテ埋め】までが終了しましたので、
次はいよいよ塗装作業です。
※いつも通り大変恥ずかしい素人作業ですが、DIYと言うことで大目に見てください。

【まずはプラサフ(サーフェイサー)】
[右ルーフ]

     ↓

[左ルーフ]

     ↓

[フェンダー]

     ↓

     ↓

パテ埋めが完了した時点では、いつも仕上がりが不安でしかありませんが、
プラサフを吹くと、なんとなくいい感じになります。

【塗装】

プラサフ吹きが完了したら、
いよいよ塗装です。

カラーは、いつものホルツ
スズキ車用 サターンブラックマイカ 0DG

ボディと同じ純正の色番号です。

以下、数度の黒色の重ね塗りと、その後のクリア塗装です。

次第に日も落ち、用意したスプレー缶もちょうど使い切り、今回の塗装作業は終了しました。

クリア層磨き


前回までで、無事、

クリア剥がし→パテ埋め→塗装

と作業したのですが、仕上がりは上の画像の通り、クリアがガサガサです。



几帳面に縦に、横にクリアを吹いたのね、って言うのは分かります。

しかし、マットブラック並みに背景をぼかしています。。。

屋根。

クリアを吹いた時の距離が遠く、乾いてしまってスプレーされた感じ。

もちろん!

↑この状態よりはマシですが。

それでもイケテナイ事には変わりないので、

クリアを磨いてみることに!

先ずは、余っていたコンパウンドで磨きの作業。

ボンネットもどんどん磨いていきます。

結果

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After

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After

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After

※Afterの画像が雨天なので比較しずらく申し訳ありません。また晴れた日に取り直し次第、再アップします。

結果、新車のように、鏡面、とまではいきませんでしたが、大変満足のいく仕上がり!!

劣化したクリア層もきれいになり、磨いたことによって、景色も映り込むようになりました。

『車の全塗装となると、程度にもよりますが、2~30万円。
はたまた、4~50万円!!』

という現実から、
たった数万円である程度キレイに仕上げることが可能です!

また、自分で塗装することで、

ジムニーにさらに愛着がわくこと間違いなし!(笑)

今回は、ボンネット、ルーフ、右フェンダーと広範囲にわたって作業しましたが、

まずは小さなへこみから始めて、できそうなら次第に範囲を大きくするのも手だと思います。

この機会に是非いかがでしょうか!!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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