CBR1100XX 外装修理 塗装
この記事では、
私が以前、【CBR1100XX スーパーブラックバード】の外装修理をした記録です!!
カウル、タンクを取り外し、古い塗装を剥ぎ、下地処理、プラリペア、パテ埋め、と長かった下地処理が完了!
ついに塗装作業に着手します!
実際にやってみた感想ですが、
カウルの外装修理は下地処理が仕上がりの8割を左右すると思います!
これから、
バイクの外装修理を自分でやってみたい!
バイクの塗装に興味がある!
という方の何かの参考になれば幸いです!!
バンパープライマー、プラサフ塗布
いよいよ、塗装作業に入ります!
先ずは、スプレーの練習を兼ねて、ミラーから。
某ホル◯のDIY塗装手順、みたいなのによると、
樹脂部分は、プラサフを塗布する前に、バンパープライマー、なるものを塗装してから、プラサフ、本塗装、という手順で仕上げると、キレイに仕上がります。
との事です。
なんと過保護なのでしょう。
ミラー バンパープライマー
しかし、ここまできたら、ひと手間惜しまない。
さっと、バンパープライマーを塗布します。
ミラー プラサフ
乾燥後、プラサフを塗布。
キレイなライトグレーに仕上がりました。
今までの板金作業に比べると、塗装作業のなんと楽しく、楽か!
手ごたえを感じたので、他の部品にも取り掛かります!
アッパーカウル バンパープライマー
バンパープライマーは、透明ですが、少し粘着感のあるスプレーです。
若干、タレやすいですが、乾くと、あまり気にならなくなりました。
フロントフェンダーにバンパープライマー
続いて、フロントフェンダーにもバンパープライマー塗布。
アッパーカウル フロントフェンダー等 プラサフ
専用塗装ブース!?にて、
バンパープライマーの乾燥を待って、プラサフの塗装。
一番最初の塗装は、足付けを兼ねて、さっと薄くスプレー。
アッパーカウルは、複雑な部品が多いので、そこから塗装し、その後平らな部分を塗装しました。
フロントフェンダー。
タンク プラサフ
ガソリンタンク。
画像の左側がへこんでいましたが、上部のラインもキレイに出て、左右のバランスも良さそうです!
マットブラック塗装
ついに、マットブラック塗装が完了しました!
タンク 塗装
先ずは、今回の修理で、一番の箇所、ガソリンタンクから。
最初に、塗装が乗りにくい、エッジや裏から、吹いていきます。
塗装、乾燥、を繰り返し、完了。
ガソリンタンクの右側面、こぶし大の凹みが、キレイになりました❗️
パテ作業を繰り返した、上部のプレスラインもキレイに出ています。
ガソリンタンク、塗装完成です。
タンク 組み上げ
裏返して、
ガソリンコックを久々に取り付け。
取り外していた、ラバーパーツを取り付け。
ラバーパーツが入りにくい箇所には、CRCを薄く塗布すると、入りやすかったです。
久々のタンク内部。ガソリンをしばらく抜いたままでしたが、サビも無くキレイな状態です。
英語表記のコーションラベルも、マスキングを剥ぐと、キレイに現れました。
タンクの部品が組み上がりましたので、早速、車体に戻します。
約2カ月ぶりに、タンクが戻りました❗️
アッパーカウル フロントフェンダー センターカウル 塗装
同じ要領で、塗装。アッパーカウル。
フロントフェンダー。
センターカウル。
ロアカウル 左右 塗装
しっかり脱脂してから、初めのプラサフは、薄く塗布して、だんだん、しっかり塗装しました。
塗装の乗りにくい、エッジから塗装しました。
左ロアカウル。
裏面も、出来る限り、塗装します。
誰も、見ない箇所ですが、こういう所、塗っておきたい性格です。
パテが見えなくなってきたら、もう、ひと吹きして、プラサフ完了!
左ロアカウル。
無くなっていた穴も、キレイに復活しました。
右ロアカウル。
若干線が残りました。
まぁまぁ、ご愛嬌という事で、
長くなりましたので、外装修理のまとめ、で、ビフォーアフターしてみます〜
バーエンド 補修
外装修理も、すっかり、ひと段落した、スーパーブラックバードですが、まだまだ、やることはあります。
外装もキレイになり、グリップも交換したので、次は、バーエンドのキズが気になります。
外装と同じ、マットブラックに塗装し直し、装着。
ハンドル周りが締まりました!
取り外したバーエンド。
大学時代に初めて乗った、ビラーゴ400にバーエンドが、ついていまして、とても、アクセルとか、操作がしやすかったので、ぜひ、つけたいパーツです〜
バーエンドに、バーウェイトも付いています。
これがある事により、走行時、ハンドルの振動が抑えられ、疲労しにくくなる、との事ですが、あまり違いは感じません。
外から見える、バーエンド部分が磨耗して色が落ちていますので、まづはある程度研磨します。
しっかりと脱脂して、プラサフ。
外装と同じ、マットブラックに塗装し直しました。
見た目は新品っぽい感じに仕上がりました。
外装修理 まとめ
Before After
冬の間、長かったCBR1100XXの外装修理もひとまず完成しました。
外装色が、マットブラックから同じマットブラックへの塗装でしたので、絵的にはあまり変化がないように見えます。。。
しかし、ガンメタのタンクがカウル同色になり、側面の大きな凹みもなくなりました。
サイドカウルの転倒痕も綺麗になりましたので、せっかく綺麗になったブラックバードを大事に乗ってあげようと思います。
右サイド
当方が前オーナーさんから譲り受けた時、左右の転倒痕が特に大きかったです。
(転倒自体は、前オーナーさんのさらに前)
アッパーカウルとロアカウルのつなぎ目、綺麗にボルト穴を修正できたのが、良かったです。
右ロアカウル
右ロアカウルは転倒時に開いたものでしょう、1cm程の穴が空いていました。
プラリペアが大活躍して、無事塞がりました。
ただ、広大な横っ腹を、パテでなだらかにする作業は、果てしないものがありました。。。
左ロアカウル
After
左ロアカウルは、大きな転倒痕はなかったのですが、一番目立つところの、ナットの土台が、欠損していました。
ここも、プラリペアのおかげで、修復できました。
本当に、プラリペアがなかったら、かなり困難な箇所だったでしょう。
ガソリンタンク
After
正直、ガソリンタンクに関しては、多分、いいことにならないだろう、、、と思いながらの作業でした。
左側面の凹みはひどいものでしたし、タンクなので、裏から叩き出すことも出来ない。
かといって、板金屋さんのように、引っ張るやつを溶接して、なんてできない。。。
勢いで、厚盛りしよう!
結果は、上部のプレスラインも出て、出来過ぎでした!
全体
Before
After
痛んで、かわいそうな状態でしたが、なんとか復活しました。
板金屋さんに出したり、塗装済みの中華カウルを買ったりすれば、楽でしたが、
やはり、手をかけた分、愛着が増すのは、DIYの醍醐味ですね!
来年で、二十歳を迎えるバイクですが、キャブ車のとんでもないパワー、加速感、
まだ半分も出せてなと思います。
まだ、走行距離は6万キロですが、年式からすると、いつどこが壊れてもおかしくないので、できる限り乗ってあげたいと思います!
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